連休明けに会社に行きたくない…と感じたら、環境を変えるチャンス!

 GW明けのこの時期、通勤電車の中で「五月病で会社に行きたくない」という会話が聞こえてくることがありました。

 「会社に行きたくない」は、チャンスと言うなんて、失礼な奴だと、怒られそうですが、体の不調を気持ちだけで良い方向にするには無理があります。

 また、まじめな人ほど、体調が悪くても無理を押して、出勤してしまう傾向にあり、更に悪化してしまう。

 風邪をひいて病院に行き、あきらかに原因が分かっているなら良いのですが、そうでない場合、そのまま放置しておくと、心の病に発展してしまい、取り返しのつかない事態におちいります。

何が言いたいのか。それは、

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体調不良の原因が、職場環境にある、可能性があるということ

いきなり話が大きくなってしましましたが、まじめな人ほど、無理、我慢をしてしまい気が付かないうちに体が悲鳴を上げていることになってしまいます。

上で書いた内容は、少し前の私の事です。

 新しい仕事を教わっていた先輩から、ミスをしたことについて「ふざけんじぇねーよ。」とか、普通の社内では聞かないような言葉を浴びせられていました。
 出向先の教わっている立場で、先輩と2人しかいない環境、また、途中からコロナ過で在宅ワークになり、電話口で罵声を浴びせられるようになり、最悪な環境でした。

 はじめは、ミスした私が悪いのだから仕方ないと我慢していましたが、体は正直で、次の日の仕事の事を考えると、ベットに入っても、なかなか寝れない日が頻繁にありました。

 そんな時に、出向先でハラスメントのeラーニングを受ける機会があり、その内容から「私はパワハラを受けているんだ。」と気が付きます。それから、ネット検索し、「日本ハラスメント協会」のパワハラに当たる言葉を調べたら、その中に何個も言われた言葉が出てきて、再認識しました。

 そして、自社の上司にメールで相談しましたが、少し様子をみるとの回答でした。上司から返答で落胆していたところに、在宅ワーク終了の連絡が入り、先輩と机を並べて仕事をすることに、更に落ち込みます。

 それから約1ヶ月、心、気持ちをだましながら仕事をしていましたが、ほぼ毎日、周りに聞こえない声で嫌味、パワハラをされることが続き、再び、夜、眠れなくなりました。日曜日の夜は特に眠れなかった。

 この時、自社の上司と部長にも追加で直近の現状を報告していましたが、会社が動いている様子もなく、このまま我慢していたら、夜眠れていない事から、頭がおかしくなりそうだったので、意を決して現状を変える行動をはじめました。

 体調不良で、残っていた分(15日以上)の有給休暇を連続で取ることにしました。

 先輩と顔を会わせなくなったことで、気持ちが楽になり、心配していた妻にも安心させることができました。また、夜も眠れるようになりました。

 有給休暇を取り約半月後に、自社の上司と部長と副社長と話す機会を設けてもらい、現状の報告と、今後の対応を聞かせて頂き、先輩とやっていた業務から外れる事が決まりました。

 結果として、先輩と離れることができ、心も体も以前のように戻り始め、約1ヶ月後には、ほぼ万全の体調になりました。

今回の経験から分かった事

一番は、悪い現状から離れる(逃げる)

体調不良が出始めたら、原因の一つとしてハラスメントを考えてみる

パワハラを含めたハラスメントを受けていることを知る機会が必要

「会社が何とかしてくれる」という考えは、甘い

昨年の令和4年4月1日から、パワハラ防止法(正式名称:労働施策総合推進法)により、パワーハラスメント防止対策が全事業主の義務になりました。

 私の場合は、これより以前の話となり、私なりの解決方法を模索して、このような行動をしましたが、今は、各会社内にハラスメントの相談対応する人員が用意されているはずなので、そちらへ相談するのが良いとおもいます。1人で悩んでいないで、まずは、相談してみて下さい。

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