この記事でわかること
・原付スクーターのグリップ交換方法 ・グリップ交換に使用する道具 ・グリップ交換にかかる費用
先日、原付バイクのヤマハビーノを中古で購入しました。
初めてのバイク購入で、分からないことが多かったのですが、中古車と同じで、ほとんどの場合、キズ凹みなどあった場合、現状の状態での販売になります。
もちろん、点検整備の必要な箇所は、整備費用が発生し整備してからの引き渡しになりますが、外装に関しては、そのままなります。
今回、我が家で購入したヤマハビーノですが、2012年式の個体で、既に10年経過していて、お世辞にも綺麗とは言い難いものになります。
得にグリップが酷い!!
左右共にゴムが劣化していて、握るとボロボロと剥がれ落ちる状態。
現車確認に店舗に訪れた際、このグリップを見て、そのまま使い続けることはないなと思ったので、ヘルメット注文時にグリップも同時購入していました。グリップ単品¥307円でしたので、悩む必要なしでした。
グリップ交換方法
交換方法は、You Tubeで確認し、素人でも問題なくできそうなので即、交換しました。
1,古いグリップを外す
使用する道具は、写真(上)のような刃の厚めなカッターになります。
今では100均のダイソーなどでも売られているので購入して下さい。
写真(下)のカッターですと、刃も薄く、力を入れて切る用途には向いていません。
初めてのグリップ交換で浮かれていて、交換中の写真を撮り忘れていたので、図で説明させて頂きます。
初めにグリップに対して、写真の黄色い線のように、大きい刃のカッターで切れ込みを入れていきます。何度か切れ込みを入れ、グリップの奥(写真の左側)から、左右に開いていきます。(写真ですと上下に開きます)
この時、左側のグリップは、切り込みを入れた先が金属ですので、思いっきりカッターの刃をあてることことができますが、写真のグリップ右側は、奥にプラスチックがあるので、力調整して切り込みを入れてください。
開くとき、多少力を入れる必要がありますが、切れ込みさえ入れておけば問題なく外せるはずです。それでも、左右で2~3分位です。
2,新しいグリップをはめる
グリップをはめる際、グリップ用ボンドを使用するのですが、自宅にあった写真のクリアボンドを使用しました。薄く塗ります。
後は、グリップをはめていくだけなのですが、ここで注意するポイントがあります。
左右ではめる内側のサイズが違います。内径の小さい方が左側、内径の大きい方が右側になります。
また、右側のグリップは、アクセルの部分なので、左側のグリップのようにスルスルはめられません。小さい突起がいくつもあるので、ゆっくり押し込んでください。
最後は力ではめていくので、手が痛くなることも考えられるので、私は、2X4の木材の切れ端を当てて押しました。
before & after
グリップ交換にかかる費用
今回、Amazonで購入したグリップは以下になります。
購入時期にもよりますが、301円~318円位です。プライム会員は送料無料!
また、今回は自宅にあるボンドで代用しましたが、グリップ用ボンドも売られていますのでそちらも検討ください。
今回は、お店にお願いせずに自分でグリップ交換しましたが、あまり自信がない方は、バイクショップなどにお願いすると良いと思います。(¥1,000~2,000円位)
ただ、調べたところ、Amazonなどでグリップなどのパーツを購入し、持ち込みで取り付け依頼をした場合、料金が倍近く(¥2,000~4,000)かかるところもありますので、よく検討してからの方が良いです。
当たり前ですが、グリップを売っている店舗で買わないお客様には、持ち込みで取り付けだけしてと言われても、それなりの対価を請求されるのは仕方ないことです。